フリーホラーゲーム作者のアタマの中
さて、この時期(2/27)は丁度
国公立大の前期入試が終わるころですね。
今回は浪人エピソード2ということで、
もうじき来る国公立大後期入試の全落ちからでしたね。
前回の話はコチラから。
初めに断っておきますが、
これは一人の人間の浪人サクセスストーリーなので
全落ち→多浪や全落ち→ニートなどの自虐を含んでおりません。
これらをおかずに飯を食べようとしていた方はご退場願います。
さてさて、全落ちした日の夜に話を戻しましょう。
よくある表現では、親に土下座して浪人させてください
という物が使われますが、我が家ではそんなものありませんでした。
その時の会話を再現するとこんな感じになります。
作者「落ちてた。」
母親「あーあ、どうすんのさ」
作者「浪人する。」
母親「はぁー、予備校とか調べなよ」
作者「いや、宅浪する。」
はい。
我が家にはお金がなかった上、徒歩圏内に予備校がなかったのです。
そのため、浪人したら宅浪しかありえないと考えていました。
以前から、宅浪の成功率が異常に低いということは知っていました。
およそ偏差値40代の人間が宅浪など
はたから観れば自殺行為に近いと思われます。
ただ、現役の時週3くらいで通っていた塾講師が
ハズレだったこともあり、
塾に投資するくらいならその数十分の一でも自分に投資した方が
成長できるだろうし、もし失敗しても責任転嫁出来ない所が良いなと思っていました。
宅浪の利点でも欠点でもある部分ですが、
すべてが自己完結します。
参考書を自腹で買い、勉強し成績が上がればそれは100%自分の勉強方法のおかげ
だらけてしまったり、点が下がったり落ちたりしたらそれは100%自分の勉強方法のせい
そんな諸刃の剣的な状況が覚悟を決めるのに役立ちました。
作者の場合、4月から頑張れるという謎の自信と
自分の力で合格を勝ち取れるという謎のプライドがあったため
宅浪が性に合っていると確信していました。
逆に宅浪でも成功できると確信できない人は正直に予備校へ通う方が良いでしょう。
まあ、浪人を決定する時点で強い覚悟は持っていた方が良いですけどね。
今回はどうして宅浪を選んだのか、ということを書きました。
次回の浪人エピソード3は
浪人時代の勉強法から合格までをお送りしてこの話を完結しようと思います。
それではまた次回!