フリーホラーゲーム作者のアタマの中
先日、リクライニングチェアが我が家に届き、ついに「寝ながらPC環境」が完成しました。
今回はそのコストや時間、使ってみた感想などを書くので、これから「寝ながらPC環境」を作ろうとしている人や在宅ワークの仕事場を整えたい方は必見です。
・なぜこんな環境を作ったのか?
それまで使っていた背もたれが固定されている安い椅子に不満を抱いていたうえにゲーム制作やオンライン授業でPCの作業が増えたことがきっかけで、自宅のPC環境に対する意識が高まったからです。
また、PC作業中に姿勢を崩していることが多く、それがストレートネックや視力低下を招いているということを以前から確信してたので、10万円の給付金を使って環境を整えるために行動をはじめました。
・コストはどのくらい?
エルゴトロンのモニタアームが14,000円、サンワのリクライニングチェアが30,000円、あとはボイチャや授業で必要なスタンドマイクが8,000円、それからフローリング保護のためにリクライニングチェアのキャスターを変えたので1,000円。
合計で53,000円。
もちろんこれは予算やスペースとの兼ね合いからこだわりぬいたものなので金額は前後すると思いますので、あくまで目安としてとどめておいてください。
この金額を惜しむか、惜しまないかはあなた次第です。
・メリットは?
第一に楽です。寝ながらyoutube見れるってのはすごく気分がいいですよ。何も考えずにぼけ~っと眺めていられますからね。
第二に姿勢です。この記事も寝ながら書いているんですけど、普段なら執筆中(レポートとかも)は前傾姿勢になってモニタと顔が接近してますが、横になっていると重力が上からかかるためわざわざ顔を画面に近づけようと思わないので顎を引いたまま入力ができています。
姿勢に関してはもう一つあって、以前までは毎日数回椅子の背もたれに背骨を押し付けて骨を鳴らすというかなり危険な行為をしていましたが、リクライニングチェアではそれができないのでやらなくなりました。そのほうが多分健康的ですよね。
第三にパソコンの放熱が効率よくなりました。といってもこれは結構特殊な場合で、単純にモニタアームにPCの画面を取り付けただけでは放熱に影響はないんですけど、僕の場合ノートPCをモニターアームに取り付けたので放熱に関わってくるのです。
上記のモニタアームにはノートPCを設置するためのトレイが別売されているのですが、とても高い。そしてそのトレイでは寝ながらやるときの角度に耐えられない設計になっています。
ここから先は何を言っているかわからないかもしれないですが、僕が以前注文したPCはHP spectre x360 15 df1000という型番で、ディスプレイが360°開いてタブレットに変身できるという代物です。
寝ながらノートPCを使うために、普段のPC状態とこのタブレット状態の両状態で安定できるトレイは…ありませんでした。(そりゃそうか。)
そこで以前から培っていたアクリル板加工技術を用いて、執念でトレイを自作しました。
その結果、ノートPCをモニタアームに乗せること出来、PCが宙に浮いている状態に近づいたため机に平置きしている状態よりも熱の拡散や流動が起こりやすくなり、排熱が改善されました。重たい処理を行うときのパフォーマンス改善が見込まれます。
・デメリットは?
デメリットもやっぱりあります。まず、チェアの形状を確認した人はわかると思いますが、合皮はすごく蒸れます。加えて僕の部屋にはエアコンがないので汗疹が出来そうなくらい汗をかきます。リクライニングチェアはたくさんあるので自分に合ったものを選ぶ必要があります。
それから寝た状態だと今まで気にならなかった有線イヤホンのコードが鎖骨にあたって不快に感じます。なので寝ながらやるときはワイヤレスイヤホンの購入を検討することになるかもしれません。ちなみに僕は買いました。
最後は「頭が働かない」ことです。
血行が悪くなるからなのか、寝ながらPCを見ていると頭がぼーっとします。ですから、あらかじめ書くことが決まっている文章の入力やyoutube視聴などの簡単な作業が向いています。
頭を使う作業は立位が良いと聞きますから、今度は立ったままPC作業が出来る環境を作って記事にするかもしれませんねぇ。
なにはともあれ、最高のPC環境を模索していきましょう。