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フリーホラーゲーム作者のアタマの中

次回作について

2020年の元日に「錯視館の狂気」というホラーゲームをリリースしてから4か月が経ちました。

 春休みの100時間勉強チャレンジも終了ました。(結果は後日書きたいと思います。)

 そろそろ、新しい作品を作り始めてもいいかなと思っている次第です。

 実は、次回作の大体の構想は、前作・前々作を制作中に何となく決めていまして、細部まで決まったわけではないのですが、かなり壮大なストーリーになる予定です(サムネイルは次回作のシナリオです)。グラフィックも音楽も、最高のものを楽しんでいただきたいと思っています。

 しかし、「個人製作」の「フリー」ホラーゲームという作品の性質上、リリースまでに膨大な時間と労力がかかるうえ、リリースによって作者が得られる経済的利益は0です。

 具体的にどのくらいかかったかと言うと、第一作目「シュレディンガーの小屋」では制作期間4か月うちウディタ(ホラーゲームを作るソフト)使用時間は70時間でした。

 また、第二作目「錯視館の狂気」では制作期間5か月うちウディタ使用時間は100時間でした。

 こんなにも時間を費やしている訳ですがホラーゲーム関連の収入はゼロです。

 中には数百時間かけて作ったゲームの完成が見えず、制作途中でリタイヤしてしまう人もいます。

 

 作って初めてわかるのですが、フリーホラーゲームは作者のモチベーションの世界なのです。

 

 前置きが長くなってしまいましたが、次回作を作るにあたってあらかじめ伝えておかなければないことがあります。

 最短で6か月、最長で2年を制作に充てたいと思っているのでよろしくお願いします、ということです。

 次回作は前作と前々作と同じ世界観における最後の作品にしようと思っています。

 前作、前々作をプレイした方の中には、2作は同じ世界観の作品ではないと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、作者の中ではその2作と次回作が相互に繋がっています。

 

 ここまでの冗長な文章を読んでいただけた感謝の気持ちとして、具体的なつながりを少し紹介したいと思います。

 まずは「シュレディンガーの小屋」から。

 図書館の中に凶悪事件を紹介した本がありました。本には「未解決事件」とありましたが、次回作で全貌が判明します。

 続いて「錯視館の狂気」から。

 主人公が好んで読んでいた本の著者を覚えていますか? 彼が次回作に関わってきます。

 

 これからも作品の情報や進捗をちょくちょく題材にするのでまた次回会いましょう。