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フリーホラーゲーム作者のアタマの中

奇食#02(ゲテモノ編)

全てを喰らい尽す覚悟は良いか


さて、昆虫食という新たな世界の片鱗を味わった作者ですが、
普段食材として食べないものはどんな味がするのだろうか
と、変な好奇心を持ってしまい...普通に眠れる夜を過ごしていました。

そんな中、年末が近づき
運営している大学のサークルでネタが尽きたのもアリ、
忘年会と称してゲテモノ料理が食べられる居酒屋に行くことにしました。
それが、米とサーカスというお店です。

余談ですが、作者の好きなミステリー小説TOP4の中に
「王とサーカス」という米澤穂信さんの小説があります。
とても似てますよね。

さて、参加してくれたサークル員は一年生の3人でした。
なかなかチャレンジ精神のある子たちです。
みんな奇食経験はまっさらなので、気持ち悪くなって吐いてしまったらどうしよう。
などと考えていましたが、杞憂でした。

安心してください、全員が全部のゲテモノを食べられた訳ではありませんよ。
虫が食べられなかった子もいましたし、カエルが食べられなかった子もいました。
作者ともう一人の一年生はすべて食べることができました。
それではどんな物を食べたのか、感想もあわせて紹介します。

・ひよこの丸焼き(写真)
まさかのお通し。小さな頭から食す。骨やくちばしはパリパリで軟骨感がある。脳はゆで卵の黄身みたい。
胴体の方はサークル員がレバーっぽいと言っていた。

・馬の大動脈
コリコリとした触感が癖になる細長いベージュの半官。レモンとよく合う。

・イナゴの佃煮
ごはんですよ+エビのしっぽみたいな感じ。乾燥虫よりよっぽどうまい。

・ダチョウとカンガルーのたたき
ダチョウは鳥っぽくて薄味で普通に美味しい。カンガルーは弾力が強く、味が濃い。旨い。

・豚の脳みその天ぷら
食感はぐずぐずの豆腐の天ぷら。鼻腔に充満する系の臭いで大豆をきつめにしたような感じ。
箸で割ってみたら色は白っぽく、血管がいくつも見えた。

・カエルの照り焼き(写真)
味が薄かった。太ももやふくらはぎはパサパサの鶏肉だった。
背中の肉と脇の皮は若干臭かった。腕はパリパリの軟骨っぽい。
目玉はプチプチしていて意外といける。(取るのが難しいが)

色々なリアクションをしながら会話も弾み、とても楽しかったです。
ゲテモノ料理を通じて、皆さんも友達や会社の人と仲を深めてみては?