フリーホラーゲーム作者のアタマの中
TOEIC 500点から800点に伸ばす頭の悪い勉強法
世の中には、TOEICで点数を稼ぐ方法を記した記事が掃いて捨てるほどあります。
そしてここにまた一つ、どこからともなく落ち葉のように記事が舞い込みました。
2021/02/23に記事でTOEIC 860点を目指すと書いてから実に半年。
ようやく800点を超えられたのでそのノウハウと生存報告も含めて記述したいと思います。
がその前に、なぜ「頭の悪い勉強法」なのかということを説明しなければなりません。
そもそも、賢い勉強法とは何でしょうか。
作者はそれを「誰でも簡単に効果が出せる効率の良い勉強法」だと考えています。
例えば、サルでもわかる~とか目標点に最短で~とかですね。
言い換えれば「高再現性高コスパ勉強法」というものです。
これを踏まえて自分の勉強方法を見てみると真逆なことをしていることがわかりました。
ゆえに「賢い勉強法」の対極である「頭の悪い勉強法」としました。
そこで、あるいは、タイトルを見たその時から読者の皆さんは思うはずです。
効率の悪い勉強法を知ることに何の意味があるのだ、と。
しかしそれこそ作者が一番強調したいことであり、あえて口を悪くして言うなら
「思い知らせてやりたいこと」であります。
つまり何が言いたいのかと言うと、
vこんなに頭の悪い勉強法でも点数が取れるのだから皆さんも工夫して
色んなやり方で成長できるはず!
ということです。
与太話が長くなってしまいましたが、ここから本題の勉強法に移ります。
フェーズ0
「まずTOEICを受験する」
勉強や練習の話をするときに多分一番大事なのは実力を理解しているかどうかです。
1回7400円程度、2時間拘束は大変かもしれませんが受けなければ始まりません。
学生であればIPテストを選択すれば出費を抑えられます。
点数が開示されたら、最終的な点数目標を決めてしまいましょう。
ジャンプしてもギリギリ届かないような点がおすすめです。
具体的な目標があることで怠けにくくなります。
フェーズ1
「英語の勉強は好きですか?」
TOEICを受験し、その日の手ごたえで実力がわかります。
そして英語の勉強が必要だと悟り、勉強を始めますが、
好きでもない分野の勉強はやる気が起きないうえに集中もできません。
どうすれば英語の勉強が好きになれるでしょうか。
それは簡単です。
自分の好きなことに英語を絡めればいいのですから。
例えばゲームが好きなら設定言語を英語に変えたり、外人プレイヤーと単語のやり取りをしてみたり
アニメが好きならアニメの外人リアクション動画を見てみたり
漫画が好きなら英語版を読んでみたり
映画が好きなら日本語音声を切ってみたり
料理が好きなら英語のレシピで調理してみたり...
作者の場合、ゲームの言語設定とリアクション動画はやっていました。
それから英語のミステリーを原文で読んだりもしました。(1日数ページのみ)
英語との勉強生活は長期戦が見込まれるので楽しく継続できる習慣を用意する必要があります。
フェーズ2
「簡単なことは毎日やる」
英語学習においてもっとも簡単なことは、英語音声を聞き流すことです。
寝ながらでもできるので異論は認めません。
聞き流しは毎日しましょう。
音源は興味のある分野の解説や、寸劇動画などをMP3にしてリピートです。
TEDのトーク(ゲーム関係の話)やYoutubeのSCP解説動画(動画変換サイトを使用)を聞いていました。
今でも聞いています。
フェーズ3
「毎月TOEICを受け続ける」
会場の雰囲気による緊張を減らしたり、周囲の環境に点数を左右されないようにするためには
場数を踏んで慣らす必要があります。
毎月受けるのはかなりの苦痛ではありますが、その分だけ覚悟と使命感を背負えます。
そうすることで日々のたるみやサボりをしにくくなります。
フェーズ4
「VR Chatをはじめよう」
VR Chatは気軽に外国人と絡める3D仮想空間です。
ゲームのようにダウンロードして無料で始められます。
大小さまざまな空間に外国人が無限に湧いて出てくるような感じなので
思い切って英語で挨拶してみると自己紹介や軽い話が出来ると思います。
特にアニメや漫画を知っているとかなり長いこと話せますよ。
VR Chatは自身の英語力の弱さに衝撃を受ける良い機会だと思います。
これを期にVRゴーグルを買うと軽いジェスチャーもできるのでなお良いです。
(案件ではありません。)
フェーズ5
「Twitterで英文を投稿する」
新しいTwitterアカウントを作って毎日1回は英文を投稿する。
ここで自分の言いたいことを英文にする難しさを体感することになります。
オススメの英作文推敲方法は、DeepLの英語部分に英作文を入力し始め、
自動翻訳される日本語部分が納得のいく文章になるまで文法や単語を改める方法です。
普通に単語や文法を学ぶよりも、そういえば!と脳汁を出しながら学習できます。
フェーズ6
「切り札の公式問題集」
ようやく出てきましたが参考書です。(勉強開始3ヶ月くらいを想定)
そしてこれが最初で最後の参考書です。
公式問題集には2回分の模試がありますが最初の1周目は時間制限通りに解きます。
この時点ではまだ答え合わせはしません。
2周目は時間無制限で納得いくまで時間を使って解きます。
両方を答え合わせし、間違えたところをノートに書くなりして復習します。
3周目以降はpartごとに日を区切って毎日1partまたは2part練習します。
区切ることで問題集を使った勉強時間を一時間以内に収められます。
長時間やっても飽きるだけですからね。
5周もすると答えを覚えて毎part満点になりますが、
ここから制限時間を短くしたり、音声再生速度を1.5倍に変えたりしてさらに短時間にすると気が楽になります。
これを繰り返し、二回とも7周に達した時、作者は本物のTOEICで810点を獲得しました。
さて、かなり遠回りをして800点に到達しましたが、何か勉強のヒントのようなものを掴めたでしょうか。